さいたま市浦和の税理士法人新日本経営です。
質問です。社長様は正しい節税対策をご存じですか?
当社の顧問先様も決算が近づくと、節税の方法をご質問される社長様は多くいらっしゃいます。
確かにせっかく稼いだ利益から税金を引かれるのが気になることは理解できます。
もちろん節税対策は大切ですが間違った節税をすると税務調査で指摘を受けることになります。
間違った節税対策
①脱税をする
脱税はしてはいけないことは分かっているはずですし、税務調査で指摘される確率が高いです。そして、延滞税や重加算税などの余計な税金を支払うことになります。
分かりやすい例は「売上を計上しない」「架空の外注費や経費を計上する」「期末在庫を減らす」です。
「売上を計上しない」
現金の売上を一部抜いたり、取引先からの入金を別口座に指定したりして売上を減らす手法です。
「架空の外注費や経費を計上する」
領収書の金額を書き換えたり、実際にはいない外注費や経費を計上したりします。架空の仕入れ計上もこれに当たります。
「期末在庫を減らす」
仕入れたが売れなかったものが在庫になるため、在庫が多いと所得が増えます。この在庫を計上しない方法です。
②お金を使って節税
利益がたくさん残りそうだったので経費になりそうなものを購入する節税対策ももちろんあります。
ただし、お金があるからと高級車やクルーザーを購入したり、使用するか分からないソフトやパソコンを購入したり、取引先との会食を頻繁におこなったり・・・
確かに出ていくお金がありますから、利益は少なくなり、税金も希望通り少額で抑えられるかもしれません。
しかし、手元にお金は残るのでしょうか?
もともとの利益で税金を支払った方が手元にお金が残る場合がほとんどです。今後の事業をおこなう上で、手元資金を蓄積させることは非常に大切です。
節税の種類を知る
つまり、節税には正しい「順番」と「種類」があります。
その順番を飛び越えて安易に節税をせずに、お金を使わない節税であったり、将来につながる節税があることも理解しましょう。
節税にも種類がありますので、適切な節税対策をご検討でしたら節税対策一覧をご覧ください。
どのような節税対策があるか知りたい方へ~節税対策一覧~
それぞれでまとめていますので、ご確認ください。
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まとめ
ビジネスは継続していくことが大切です。
お金が手元に残らない節税対策はジビネスの継続が困難になることもあります。
自社に適切な節税対策をして、税金を抑える方法を知りたい方は、専門家である税理士などからアドバイスを受けましょう。
誤った節税対策をして、お金が残らなかった・・・となる前に、財務状況を見ながら提案をしてくれる税理士は心強いパートナーとなります。
ぜひお近くの税理士事務所、会計事務所へご相談ください。
さいたま市浦和の税理士法人新日本経営では法人決算、確定申告、節税対策についてもご相談を承っております。
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