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毎月、試算表を作って眺める習慣が大事!

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さいたま市浦和で中小企業のサポートを行っています、税理士法人新日本経営です。

さっそくですが、皆さんの会社では毎月試算表を作っておられますか?

いや、うちは・・・と思われた社長さん、けっこうおられますよね。そして、同時にいろいろな理由(口実?)が浮かんだのではないでしょうか。

・うちには経理がいないから、3、4か月まとめて税理士さんに送って頼んでいる。
・うちは毎年、決算のときに1年分渡して申告までやってもらっているから楽なんだ。
・うちは毎月ちゃんと会計事務所に資料を送っている!決算が近くなると試算表を持って話にきてくれから特に問題ないよ。

こんな感じの会社さん、実はけっこう多いんです。でも、それって本当に「特に問題ない」のでしょうか。

会社の会計帳簿=試算表は税金の申告のためではない

会社の日々、月々の経理業務、納品書や請求書を送ったり、売上の入金を確認したり、毎月の支払をしたり、給与計算をして支給したり、通帳の残高を見てお金をのやりくりしたり・・・そうした業務はどの会社でも止められませんから、継続してタイムリーにやっておられますよね。

たしかにそれで業務は回っていきます。

しかし、それだけでは言ってみれば「その日暮らし」のような状態です。

毎月の試算表を作成し、損益や資産負債状況などを確認していかなくては、先々の計画をたてることも、リスク備えることもできません。

安全で希望のある経営をしていくためには、毎月の試算表は欠かせないものなのです。

毎月変わり映えのしない試算表を眺める習慣が大事!

いやぁ、うちなんて毎月そんなに変わらないから、わざわざ毎月試算表見たって意味ないよ、という声が聞こえてきます。

確かに、試算表は毎月作ってもそんなに変わり映えはしないでしょう。むしろ毎月大きく変わるようでは大変です。さほど変わり映えのしない試算表を毎月眺める習慣こそが大事なんです!

 

社長さんならおそらく毎月の売上は資料を見なくてもソラで言えますよね?

では、毎月の原価は?粗利は?粗利益率は?毎月かかっている経費は?すらすら語れるでしょうか。あるいは毎月の現預金の残高、売掛金や買掛金の残高、借入金の残高、月々の返済予定などもすらすら語れるでしょうか。

気になっている部分はすぐに言えても、全体的な数字はなかなか語れないはずです。とかく日々のご商売ではお金の入りと出が一番の注目ポイントですよね。

もちろん収支はとても大切なのですが、損益とはズレが生じます。

どちらも大事なので、その両方の関係を含めて数字を見ていく必要があるのです。

そして変わり映えのしない試算表を毎月眺めて、うちの会社の「普通」の数字を見続けて、見慣れていくことが大事です。

そうするうちに、売上だけでなく粗利や粗利益率、経費や営業利益などが頭に入って、語れるようになるはずです。

さらには、肌で感じている経営感覚と数字の裏付けの関係がわかってくるようになるでしょう。

そして「普通」から少し外れたときにも、その変化に早めに気付いて行動できるようになるはずです。業績が良くなっても悪くなっても資金手当てが必要になったりします。

早めの対応がとれるようになるでしょう。

試算表を読むとは、一朝一夕にはいかないからこそ、毎月の積み重ねが大事

ここまで読んでいただいて、そんなに簡単にいかないだろう!と思われた方、その通りなんです。確かにそんなに簡単ではないかもしれません。

2,3か月試算表を見たからといって、簡単にいろいろわかるようにはならないでしょう。

でも例えば半年、一年毎月見ていくときっと違いが出てきます。わからないことがあったら税理士さんに聞いてみてもいいでしょう。

一朝一夕にはいかないからこそ、毎月、変わり映えのしない試算表を見続ける積み重ねが大事なのです。

 

試算表を毎月見るには税理士にお願いする方法も

さあ、さっそく今月から試算表を作ってみましょう。

自社で会計ソフトを使って経理しているなら、現預金の取引だけでなく、売上の請求書(売掛金)や支払の請求書(買掛金・未払金)、給与など一通りの仕訳を入れて、ひと月分を完成してじっくり見てみましょう。

税理士さんにお願いしているなら、ひと月分の資料を毎月決まったタイミングで出して毎月の試算表を作ってもらい、説明を聞いてみましょう。

そうして希望のもてる経営にむけて一歩を踏み出てください!

 

でも、うちの税理士さんは毎月はやってくれないなぁ、とか、税理士に頼まないで会社でやってみたいが何から始めたらいいんだろうとか、うちの経理社員はまだ自分でそこまでできないだろうなぁとか、そうしたお悩み・お困りごとがあるのでしたら、どうぞ、税理士法人新日本経営までご相談ください。お待ちしております。

 

 

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