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コラム

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2019.11.25
第2話:税理士が企業の財務状態を飛行機で例えてみる

さいたま市浦和の税理士事務所「税理士法人新日本経営」は新日本経営コンサルティンググループが運営しています。

 

前回の「第1話」の続きです。第1話をお読みいただいてから続きを読むことをお勧めします。

さて、ジャンボジェット機に乗り換えた機長が頼りにするべきものは何でしょうか?

会社で考えるなら、年商1億円以上の社長にとって判断すべきことは何でしょうか?

続きをどうぞ!

 

 

会社の現状をリアルタイムに把握できますか?

社長に質問です。

社長は会社の現状をリアルタイムで把握できていますか?売上、仕入、外注費、人件費のお金の動きなどはいかがでしょうか?

その状況を飛行機の場合に置き換えてみます。

 

飛行機が予定通りに目的地に到着するために絶対に必要なもの

飛行機であれば「目的地に到着するため」に様々な計器類を機内に揃え、現在の飛行状況に問題がないか、予定通りの航路を進んでいるか、機長がリアルタイムにチェックし、問題があればすぐに軌道修正や、航路の変更を行う必要があります。

そうしないと飛行機が墜落してしまう危険性があるのです。

 

飛行機の計器類とは、
・高度計・姿勢指示器・対気速度計・磁気コンパス・飛行方位計・旋回計・昇降計 など

 

では、会社に置き換えます。

会社が計画通りに事業の目的を達成するために絶対に必要なもの

会社経営であれば「事業の目的を達成するため」に様々な帳票書類を社内に揃え、会社の経営状況に問題がないか、予定通りの売上をあげることができているか、社長がリアルタイムにチェックし、問題があれば直ぐに軌道修正を行ったり、事業計画の変更を行ったりする必要があります。

そうしないと、会社が倒産してしまう危険性があるのです。

 

会社の計器類とは、
・貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・資金繰り表・売掛帳・原価管理表・在庫表等 など

 

御社の管制塔は健全に機能していますか?

しかしながら、ジャンボジェット機に乗り換えた機長は、全てを一人で担っているわけではありません。管制塔からの指示があって、機長の判断の上、ジャンボジェット機は飛行していますね。

 

では、管制塔とはなんでしょう?

飛行機に離着陸の許可を与えたり、飛行に関する情報や指示を与えたりする場所です。

管制官が居眠りをしていたり、そっぽを向いていたりしたら、飛行機は大変なことになってしまいます。管制官は常に新しい情報を掴んでいなければいけません。

着陸した後に情報を与えてくれても意味がありません。

 

この管制塔を会社組織の中で考えると経営管理部門(もしくは財務部)などが該当します。

経営管理部門とは、経営者に財務会計に関するアドバイスをしたり、経営に関する情報提供や会計上の適切な指導をしたりする部門のことです。

ですから、会社の経営管理部門はまさに企業にとっての管制塔であり、管制官であるといえます。

経営管理部門の方が、ちゃんと帳簿をつけていなかったり、間違えてつけていたり、会社の業績に関心がなかったり資金繰りの状況を把握していなかったりなどしたら会社は大変なことになってしまいます。

まとめ

年商1億円規模の起業で、社長自らが経営管理部門を統制しながら、経営していくのは規模を考えるとスーパーマンでもない限り難しい話です。ですから、大企業などは財務部長と言われるようなポジションに専任を置きます。しかしながら、専門知識を有する必要性があることと、財務の指導となるとある程度の報酬が必要になってくるため、専任で迎え入れる決断ができない社長も多くいらっしゃいます。

 

その中で専任で置かなくても、外部の専門家に任せるという手段があります。

 

新日本経営コンサルティンググループは、毎月の月次決算書を作成するサービスや資金調達のサポート、経営計画書の作成サポートなど経営管理部門で大切な業務サービスを用意しております。

もし、このお話を読み、財務部門の強化の必要性に気付いたり、そういうサービスがあることを初めて知りもう少し詳しく聞いてみたいと考えたり、竹内のほかの例え話を聞いてみたいと思ったり・・・興味がありましたらお気軽にご相談ください。